仏壇のお位牌の置き方

目次
お位牌はどこに置く?正しい置き方と並べ方をわかりやすく解説
お位牌を仏壇のどこに置けばよいのか、迷われる方は少なくありません。
一般的には、お位牌はご本尊の一段下に安置します。
大切なのは、ご本尊を隠さないこと、向かって右を上座として並べること、ご本尊より高くしないことです。
今回は、お位牌の置き方と並べ方の基本を、わかりやすくご紹介します。
お位牌を置く前に確認したいこと
お位牌を仏壇に安置する前に、まず確認しておきたいのが「宗派」「ご本尊の位置」「お位牌の高さ」「お位牌の数」です。
お仏壇の中心は、あくまでご本尊です。
そのため、お位牌を置くときは、ご本尊のお顔や掛軸が隠れないように整えることが大切です。
また、新しくお位牌を作る場合は、すでにあるご先祖様のお位牌との高さのバランスも確認しておくと安心です。
お位牌はどこに置くのが一般的?
お位牌は、一般的にご本尊のすぐ下の段に置きます。
お仏壇のつくりによっては、ご本尊と同じ段の左右に置く場合もあります。
どちらの場合も、ご本尊がきちんと見えるように整えることが大切です。
たとえば、中央にご本尊があり、その下の段に十分なスペースがあるお仏壇であれば、二段目にお位牌を置く形が一般的です。
一方で、最近のコンパクトなお仏壇では、二段目に置きにくいこともあるため、その場合はご本尊と同じ段の左右に置く考え方もあります。

お位牌を置くときの基本は
1.ご本尊を隠さない
仏壇の中心は、あくまでご本尊です。
そのため、お位牌を真正面に置いてご本尊のお顔や掛軸が見えなくならないよう、左右に分けて安置するのが基本です。
見た目のバランスだけでなく、お参りの考え方としても大切なポイントです。
2.お位牌が複数ある場合の並べ方
お位牌が複数ある場合は、向かって右側を上座として、古いご先祖様から順にお祀りするのが一般的です。
たとえば、ご先祖様のお位牌が3つある場合は、次のように考えるとわかりやすいです。
・一番古いご先祖様のお位牌……向かって右側
・次に古いご先祖様のお位牌……向かって左側
・三番目のお位牌……右側の外側、または下の段
このように、右・左・右と配置していくのが基本です。
大切なのは、無理に詰め込まないことです。
お位牌同士がぶつかるほど窮屈に置いてしまうと、お参りやお掃除がしにくくなります。
3.夫婦のお位牌はどう並べる?
ご夫婦のお位牌を並べる場合は、一般的には向かって右側にご主人、向かって左側に奥様のお位牌を安置する形が多く見られます。
ただし、地域やご家庭の考え方、菩提寺のご指導によって異なる場合もあります。
すでにご先祖様のお位牌がある場合は、これまでの並べ方に合わせると自然です。
迷われる場合は、菩提寺に相談しながら整えると安心です。
4.ご本尊より高くしない
お位牌は、ご本尊より高くならないようにするのが望ましいとされています。
新しく位牌を作るときや、すでにある位牌と並べるときは、仏壇の中での高さのバランスも見ながら選ぶと、きれいに整いやすくなります。
5.お位牌が入りきらないときはどうする?
お位牌の数が増えて、仏壇の中に収まりきらなくなることもあります。
そのような場合は、無理にすべてを並べるのではなく、回出位牌や過去帳を用いる方法があります。
回出位牌(くりだしいはい)は、複数のご先祖様のお名前を一つにまとめられるお位牌です。
仏壇の中をすっきり整えながら、ご先祖様を大切にお祀りできます。

また、過去帳に記してお祀りする方法もあります。
過去帳は、故人のお名前や戒名、没年月日などを記して受け継いでいく帳面です。
宗派によっては、位牌ではなく過去帳を大切に用いる考え方もあります。
お位牌の置き方には一般的な考え方がありますが、宗派や地域、ご家庭の習わしによって違いが出る場合があります。
迷ったときは、ご家庭だけで判断せず、菩提寺や専門店に相談すると安心です。
今のお仏壇の大きさや宗派に合っているか確認することが大切です。
新しくお位牌を作るときの注意点
新しくお位牌を作る場合は、四十九日法要までに準備するのが一般的です。
白木位牌から本位牌へ移す際には、菩提寺に魂入れをお願いすることが多いため、日程に余裕をもって進めると安心です。
作成時には、次の内容を確認しておきましょう。
・戒名、法名、法号
・俗名
・没年月日
・行年、享年
・すでにあるお位牌の大きさ
・仏壇内部の高さと奥行
特に、仏壇の内部寸法は大切です。
見た目だけで選んでしまうと、いざ安置しようとしたときに「入らない」「ご本尊より高くなってしまう」ということがあります。
最後に
お位牌の置き方は、仏壇の大きさや内部の段数によっても変わります。
特にコンパクトな仏壇では、ご本尊・お位牌・仏具をすべてきれいに納めるために、内部の高さや奥行をしっかり確認することが大切です。
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- 監修者
- 相澤 裕子

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