仙台箪笥の彫金手打は、すべて職人が魂を込めて打ち込みます。

大阪からご来店いただき、実際に塗りや金具の色など打合せをさせて頂き、牡丹柄の車箪笥が完成いたしました。

そしてお時間をかけてお作りし、素敵な日本家屋の大きな立派な玄関に置いて頂きました。

遊び心のある隠し彫金を扉の内側にひとつ、蝶々を飛ばせました。

蝶はその姿の変化の様子がとても神秘的で、さなぎから成虫へと姿をかえていくことから成長・出世などの意味があり、昔から武士に好まれたそうです。

世の中にひとつの仙台箪笥。

彫金師と図案を細部にわたっていろいろと打ち合わせして、打ち出した金具です。

代々受け継いでご愛用頂きたいと思っております。わたくしたちはその家の家具としてずっとお使いいただきたいという思いで作り続けております。