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仙台箪笥の価格相場は?値段が変わる理由と選び方を解説

仙台箪笥を検討される方から、よくいただくご質問のひとつが「値段はいくらくらいですか?」というものです。

仙台箪笥は、一般的な収納家具と比べると高価に感じられるかもしれません。
しかしその価格には、欅材や桐材などの素材、漆塗り、金具、職人の手仕事、そして長く使い続けられる耐久性が関係しています。

一方で、仙台箪笥といっても価格帯はさまざまです。
小型のものから本格的な大型箪笥まであり、仕様やセールのタイミングによっては、20万〜30万円台でご案内できる箪笥もあります。

本記事では、仙台箪笥の価格帯や値段の違い、初めて選ぶときの考え方についてご紹介します。

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仙台箪笥の値段はどのくらい?

仙台箪笥の値段は、サイズや仕様によって大きく異なります。

小物入れや文箱のような小型品であれば、比較的取り入れやすい価格帯からご検討いただけます。
卓上に置ける小箪笥や、玄関・リビングの一角に置きやすい小型の箪笥は、初めて仙台箪笥をお迎えする方にも人気があります。

一方で、リビングや寝室に置く本格的な箪笥になると、50万円前後から100万円以上の価格帯になるものもあります。
さらに、彫金手打金具をふんだんに用いた大型の車箪笥や特別仕様の箪笥では、100万円を大きく超えるものもあります。

ただし、セールや展示品入れ替えのタイミングでは、通常よりお求めやすい価格になる場合があります。
中には、20万〜30万円台でご案内できる仙台箪笥もございます。

「仙台箪笥は高そう」と感じている方でも、サイズや仕様、セール対象品によっては、暮らしに取り入れやすい一棹が見つかることがあります。

価格の違いはどこで生まれる?

仙台箪笥の価格は、単に大きさだけで決まるわけではありません。
主に、次のような要素によって値段が変わります。

まず大きな違いとなるのが、漆塗りの仕様です。
仙台箪笥には、拭き漆塗りや木地呂漆塗りなど、さまざまな仕上げがあります。

拭き漆塗りは、木目の自然な表情を活かした落ち着きのある仕上がりです。
木の風合いを感じやすく、現代の暮らしにもなじみやすい印象があります。

一方、木地呂漆塗りは、漆ならではの深い艶と透明感があり、より重厚で高級感のある仕上がりです。
塗りの工程や仕上がりの表情が異なるため、拭き漆塗りと木地呂漆塗りでは価格にも大きな差が出ます。

また、金具の違いも価格に大きく関わります。

仙台箪笥には、標準仕様の鍛造金具を用いたものと、竜・鳳凰・唐獅子などの意匠を職人が一打一打仕上げる彫金手打金具を用いたものがあります。

鍛造金具は、手打金具の風合いを忠実に再現するために、構想から20 年の歳月を掛け完成したオリジナルの金具です。

一方、彫金手打金具は、ー打ー打に職人の魂が刻み込まれて出来た、繊細でありながら圧倒的な存在感を放ちます。
金具そのものが工芸品ともいえるほど手間がかかるため、鍛造金具の箪笥に比べて価格は高くなります。
その分、仙台箪笥ならではの華やかさや存在感をより強く感じられる仕様です。

つまり、仙台箪笥の価格差は、
「大きさ」
「デザイン」
「漆塗りの種類」
「金具の種類」
によって生まれます。

価格帯による仙台箪笥の違い

「価格が高い箪笥と、比較的取り入れやすい価格帯の箪笥は、何が違うのですか?」というご質問をいただくことがあります。

価格の違いは、主に素材、塗り、金具、サイズ、製作工程に表れます。

小型の仙台箪笥は、玄関やリビング、書斎の小物収納として取り入れやすく、初めての一棹としてもおすすめです。
省スペースでも置きやすく、仙台箪笥の雰囲気を暮らしの中に取り入れることができます。

一方で、大型の箪笥や彫金手打金具仕様の箪笥は、収納家具でありながら、お部屋の主役になる存在感があります。
漆の艶、欅の木目、金具の意匠が合わさることで、空間全体に重厚感をもたらします。

つまり、値段の違いは「収納量」だけでなく、暮らしの中でどのような役割を持たせたいかによっても変わります。

実用性を重視するのか。
お部屋の印象を高める家具として選ぶのか。
次の世代へ受け継ぐ一棹として考えるのか。

目的によって、選ぶべき仙台箪笥の価格帯も変わってきます。

初めて選ぶなら、どの価格帯がおすすめ?

初めて仙台箪笥を選ぶ場合は、まず置き場所と用途を決めることが大切です。

玄関やリビングの一角に置くなら、小箪笥や小型のチェストが取り入れやすいでしょう。
鍵や書類、小物類を収納しながら、空間のアクセントとして楽しむことができます。

リビングや寝室で実用的に使いたい場合は、横長箪笥やチェスト型がおすすめです。
衣類や日用品を収納しながら、テレビボード横や壁面収納としても自然に取り入れられます。

着物や衣類をしっかり収納したい場合は、引き出しに深さがあり収納力のあるデザインが候補になります。

また、価格を抑えて仙台箪笥を取り入れたい方には、定期的に開催されるセールにてお選びいただくのもおすすめです。
タイミングによっては、20万〜30万円台でご案内できる箪笥もあり、初めての一棹として選ばれる方もいらっしゃいます。

一方で、漆の艶や金具の意匠までしっかり楽しみたい方には、木地呂漆塗りや彫金手打金具を用いた箪笥がおすすめです。
価格は高くなりますが、お部屋の主役となる存在感があり、長く使うほどに愛着が深まります。

価格だけで選ぶのではなく、
「どの部屋に置くか」
「何を収納するか」
「漆や金具にどこまでこだわりたいか」
を考えると、ご自身に合った一棹を選びやすくなります。

セール品を選ぶときの注意点

セール対象の仙台箪笥は、通常よりお求めやすい価格でご案内できることがあります。
特に現品限りの商品は、価格を抑えて仙台箪笥をお迎えしたい方にとって魅力的な選択肢です。

ただし、セール品は数に限りがある場合があります。
同じ商品を後日あらためて注文しようとしても、すでに完売していたり、同じ価格でお求めいただけない場合があります。

また、ご自宅の置き場所に合うかどうかを事前に確認することも大切です。

ご検討の際は、
設置場所の幅・奥行・高さ
搬入経路
収納したいもの
お部屋の雰囲気
を確認しておくと安心です。

気になる商品がございましたら、お電話またはお問い合わせフォームより、どうぞお気軽にご相談ください。

まだ具体的な商品がお決まりでない場合でも、ご希望のサイズやご予算、設置場所、「こんなふうに使いたい」といったイメージをお聞かせいただければ、お客様のご希望に合った商品をご提案いたします。

「どの商品を選べばよいかわからない」という段階でも、どうぞお気軽にお問い合わせください。

仙台箪笥は“高い家具”ではなく“長く使う家具”

仙台箪笥は、短い期間で買い替える家具ではありません。
日々の暮らしの中で使いながら、漆の艶や木目の表情を少しずつ育てていく家具です。

また、修理や再生をしながら長く使い続けられる点も、仙台箪笥の大きな魅力です。
一時的な価格だけを見ると高く感じられるかもしれませんが、何十年と使い続けることを考えると、単なる収納家具とは違う価値があります。

家族の節目に購入した箪笥が、やがて次の世代へ受け継がれていく。
そうした時間の積み重ねも、仙台箪笥ならではの魅力です。

価格を見るときは、「今いくらか」だけでなく、
「どれだけ長く使えるか」
「暮らしの中でどんな存在になるか」
「将来、受け継ぐ価値があるか」
という視点も大切です。

迷ったときは実物を見るのがおすすめです

仙台箪笥の漆の艶、木目の深み、金具の重厚感、引き出しの開け閉めの感触は、実物を見ることでよりはっきりと感じていただけます。

同じようなサイズの仙台箪笥でも、拭き漆塗りか木地呂漆塗りかによって、その表情は大きく変わります。
また、鍛造金具と彫金手打金具でも、金具の存在感や箪笥全体から受ける印象は異なります。

写真では伝わりにくい漆の艶の深さや木目の表情、金具の立体感なども、実物を前にすると、その違いをよりはっきりと感じていただけるはずです。

オンラインショップからもご注文いただけますが、お近くにお住まいの方や、ご来店が可能な方には、ぜひ一度実物をご覧いただくことをおすすめしています。
実際に見て、触れていただくことで、ご自宅の雰囲気に合うかどうかや、サイズ感などもより具体的にイメージしていただけます。

欅産業では、利府本社ショールームや仙台東口ショールームで、さまざまな仙台箪笥をご覧いただけます。
価格やサイズ、置き場所、特注のご相談なども承っておりますので、どうぞお気軽にご来店ください。

まとめ

仙台箪笥の値段は、小型品から本格的な大型箪笥まで幅広く、サイズや仕様によって大きく異なります。

仙台箪笥では50万円前後から100万円以上になるものもありますが、セールの時期には、20万〜30万円台でご案内できる箪笥もあります。

価格の違いは、サイズだけでなく、拭き漆塗りか木地呂漆塗りか、鍛造金具か彫金手打金具かといった仕様によっても大きく変わります。

大切なのは、値段だけで比べるのではなく、どのような場所で、どのように使い、どんな表情の箪笥を暮らしに迎えたいかを考えることです。

仙台箪笥は、収納家具であると同時に、職人の手仕事と時間の美しさを感じられる家具です。
ぜひ実物に触れながら、ご自身の暮らしに合う一棹をお選びください。

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永山 寧音
監修者
永山 寧音

仙台箪笥の奥深い魅力に惹かれて欅産業へ。歴史ある工芸に携われることに喜びを感じながら、お客様との関わりや情報発信を通じて、仙台箪笥・仙台仏壇の魅力を一人でも多くの方にお届けできるよう、日々心を込めて取り組んでいます。

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